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箱ライブはミュージシャンが儲けない仕組みになっている!

http://ugayaclipping.blog.so-net.ne.jp/2009-07-23-10
みなさん、日本のライブハウス独特の制度で「チケットノルマ」って知ってます?東京圏じゃ、平日夜、駆け出しバンド3つまとめてライブでも、入場料(『チャージ』っていいます)2000円前後が相場です。まずこれが高い。駅から遠い、まともなドリンクや食べ物も出ないハコがほとんどですぜ。フツー2000円ありゃ映画でも見ますわな。来てくれる方が奇特よ。
そして、バンドには「ノルマ」が課せられる。「チケット20枚売れ」=「客を呼ぶ努力はバンドが負担せよ」=「客の多寡にかかわらずバンドあたり4万円は店がいただく」。つまり身もフタもなく言ってしまえば「店がミュージシャンからカネを取る」って仕組みですね。
チャージバックつうてバンドとカネ分ける例もよくあるけど、アンプとかドラムの『機材使用料』(店に備え付けのアンプやドラムを使うと1000円くらい払わされる)取ったり、ひでえ店になると『JASRAC料』とかぼったくるんだな。
これを当たり前だと思っちゃいかん!わたしゃニューヨークでも「bar」(日本のライブハウスに相当)で何度か演奏しましたが、お店が出演者に「出演料」を払いこそすれ、出演者からカネを取るなんてありえない。まったく逆です。
東京圏でライブハウスやりゃ、賃貸料だけで月50万〜100万はするし(六本木のはずれで30席くらいの小さなハコが賃料40万円代だった)、照明だ音響だモギリだとレストランにゃいらん人間を雇って人件費は発生するわで、店は出演者に金銭ノルマを課して商売にするわけです。あるライブハウス経営者が「ウチはミュージシャンが客で、客はまあ客だけど何だろうムニャムニャ」とか言ってました、そういえば。ははは。

例えば、入場料が2000円の3組タイバンライブに30人の観客がいたとします。本当に「単純」で計算しますけど、1組あたりに10人の入場料をバック、3/4をライブハウスの取り分にしたって、出演者は5000円の日当を得るわけです。ライブやって日当5000円ですから、2〜3人のユニットであればなかなかいい仕事です。が、殆どの売れないバンドマンは深夜にみっちりバイトしたりしてます。この状態って、なんでしょう?
自分は演劇方面の話しか詳しく知りませんけど、チケットノルマってのはやっぱりあります。「売れ」ではなく「おまえが買え」なんですね。劇やライブで「私の名前を出してチケット買ってくださーい」ってありますよね? アレですよ。
で、ライブハウスは原価10円もしないようなソフトドリンクを500円でボッタ、おっと、売るのです。ライブハウスって初期投資が大変だろうけど後はボロ儲け。いやあ、よく出来てる。
だから私が箱=地下嫌いって訳じゃないんですけどね(笑)