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女子高生コンクリート詰め殺人事件

以前、この事件が映画化されると言うニュースを目にし、ちょっと調べていたところ、ゆずの北川悠仁が出ているVシネマ女子高生コンクリート詰め殺人事件』にいきつきました。で、見る事が出来たので感想とか意見とかを。映画の内容は1989年に起きたこの事件の再現ドキュメントドラマ。書いたとおり出演者にゆずの北川、他に斉藤暁がチョイ役で。被害者役のコがかなり・・・今回ばかりはマジメに書きますか。
「見たい人だけ見ればいい」と言う前提が付きますが、ドキュメント物としては良く作られていて、非常に分かりやすい内容でした。最後に被害者役のコが川沿いを自転車で駆け抜けるシーンがあるんですけど、描いていた将来像をぶち壊された無念さを思うと、めちゃめちゃ切なくなって涙してしまいました。
で、「この事件は映像化するべきではない」と言う意見をよく聞きますが、俺は「この事件だから映像・文章化してはいけない」っていうのは無いと思うんですよね。例えば地下鉄サリン事件。5000人とも6000人とも言われている被害者、当然、この事件の事は思い出したくもないと思います。しかし、ドキュメントドラマが作られて、ゴールデンタイムで全国ネットされました。ゴールデンタイムって言ったら「見たい人だけ見ればいい」なんてレベルではないですよね。が、このドラマに対して批判的な意見はあまり聞きませんでした。
・・・このような事件を元にしたドラマを見て、「自分もやってみよう」なんて思う人、本当にいるんですかね? そもそもそんな人達は1〜2時間もの映像をすすんで見ないでしょう?(笑) つーか、現実ではなく仮想で、こんな表現は一杯あるし。それどころか普段から悲惨な事件を報じているニュースやワイドショーはどうなる?
で、今度発売される「コンクリート」の方。実は監督が○○○だとか、映画は元から○○○○だったとか、インターネットでの騒動は全て○○○○○だったとか、色々な憶測はあります。だけど叩くのは「見てからでも遅くはない」、そう思いますよ。まぁ俺も買ってまでは見たくありませんが(笑)
・・・この映画をネタにするなんて、もしかして俺も釣られてます?(笑)